2013年1月30日水曜日

起動用バッチを作ってみよう


たとえばEclipseを使うときになどによくある、環境変数(%PATH%など)を明示的に設定してから実行させる必要があるような手のものに対して、起動用バッチを作ってみる

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Eclipseは%PATH%変数にJDKのbinを追加しておく必要がある、さもないとJVM Launcherから以下のようなエラーが出る。


Error: could not open
C:\apps\Java\jre6x64\lib\amd64\jvm.cfg
 

なので、Eclipseを起動するまえに起動環境に、あらかじめJDKのbinのパスを%PATH%変数に通してあげておくことが必要。 例えば、JavaをD:\java\jdk1.6.0_37にインストールしている場合には、以下の設定を行う。
set path=D:\java\jdk1.6.0_37\bin
もしくは
set path=D:\java\jdk1.6.0_37\bin;%path%  (eclipseの例の場合はどちらでも良いです。)
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システム環境変数に入れてしまってもいいんですけど、ほかに開発環境を持っていて、かつそれら環境には異なるバージョンのJDKを指定する必要がある場合、各環境毎に起動用バッチを作っておいて、それぞれ指定の環境で起動した方が勝手が良い。


Eclipseの例:

前提:
  • Eclipse はD:\eclipse-SDK-4.2.1-win32-x86_64にインストールされている
  • JDKは D:\java\jdk1.6.0_37\binにインストールされている
  • そしてEclipseを、%path%=D:\java\jdk1.6.0_37\binという設定がされている環境で起動したい 
  • 環境設定+Eclipse起動用のbatファイルを(start_eclipse.bat)
手順:

 1. Eclipse用の環境を設定するbatファイルを準備する (start_eclipse.bat)
例: start_eclipse.bat
 @echo off
 set path=D:\java\jdk1.6.0_37\bin
 D:\eclipse-SDK-4.2.1-win32-x86_64\eclipse.exe

Eclipseのケースは以上で充分ですが、Command lineベースで使用するアプリケーション(Wireshark(tshark)など)の場合にはさらに応用編として、cmd /kショートカットを使うとより細かく実行環境をセットアップする方法もありますが、こちらは何かの折に。ということで。。。

2013年1月29日火曜日

outlook.ost

outlook.ostとは "オフライン Outlook データ ファイル" のこと。

この機能自体は大変便利だけど、標準設定だとCドライブの %USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Outlookという場所に作成されてしまうので、使っているうちにCドライブのDiskをどんどん消費してしまう (ほっとくとGB以上になることも。。。)

もし、Cドライブとは別にユーザデータ用にD:やE:ドライブがあるなら、そちらに移しておいた方が良い。

--> 設定変更はこちらのURLを参照のこと
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HA010378297.aspx